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2006年9月11日 (月)

事件が残していった少年法の壁・・・

ほんとは昨日のうちに更新したかったんだけど引越しの準備で書けなかった・・・。すんません。

皆さんはおそらく徳山高専の事件をご存知のことでしょう。世間に衝撃が走った事件でしたが、それ以上に衝撃だったのが犯人が事件直後に自殺したということでしょう。

山口県警は当初、犯人を特定していたのにもかかわらず、犯人が未成年であるという理由で被疑者の情報を公開しなかった。県警のこの判断は正しかったのだろうか??

僕は詳しいことはよくわからんけど、何とも難しい問題だなと思う。

何より、この判断を難しくさせているのはやはり少年法であることは間違いのないことだろうと思う。少年法によると、今回のような場合、顔写真などの情報を公開することを禁じている。

話しによると、少年犯罪にここまで気を使っている国はないという。アメリカでは今回のような場合は即、顔写真を公開し被疑者確保に全力を挙げるといい、少年法などの考え方はないらしい。

しかし、日本には少年法のせいで被疑者の確保に時間がかかってしまい、それどころか被疑者の死という最悪の結末を迎えてしまった。

考え方の違いに尽きるのである。少年法を無視したとしても被疑者の確保を優先するのか、あくまでも少年法という法律の考えを優先させるのかどちらの決断をするにしてもリスクを伴うことである。

それ以上に気になったのが被疑者の死後のメディアの対応である。

主なメディアの中で読売新聞と日本テレビとテレビ朝日に関してはこれまでの匿名報道から被疑者の名前を報道する実名報道に切り替えた。

この判断についてどう考えるのだろうか?賛否両論あって当然だろうと思う。僕はどちらかといえば反対派である。ただ微妙なところである。言い分としては実名報道に切り替えるだけの積極的な理由がないという考えに一番共感できたからであるが、実名報道派の事件の凶悪さ、被疑者死亡により少年法の適用の範囲外になったということ、被疑者の更生の機会が失われたことなどの見解にもある程度の理解はできるだけに難しい問題である。

しかし、被疑者の自供もない、刑が確定したわけでもない、それどころか裁判すら行われていないこの段階で少年法の原則を越えて実名を報道するのはちょっと行き過ぎと言うかまずかったのではないかというのが正直な僕の見解だ。

この被疑者の実名報道を一番に決めたのが週刊新潮であった。インターネットの記事でこの事件の記事を読んだが、この被疑者はかなりの凶悪犯だったことがうかがい知ることができた。

というのも、記事によると遺体発見現場には被疑者の精液が残されていたという。つまり、この被疑者は被害者を殺害しただけでなく、性的暴行も行っていたと推測できる。見るも無残な状況だったという。そのような凶悪犯を少年法によって守られるだけの価値があるのだろうか??僕にはそんな価値はないと思うのだが・・・。

この事件を教訓にして即座に少年法の改正をさらに進めるべきではないだろうか?

いっそのこと少年法自体をやめにするくらいの姿勢を示してもいいと思う。

被害者の尊厳を傷つけるような人間を守る法律など必要ないのではないか?

もっと日本もこういった少年犯罪に対して毅然とした姿勢で立ち向かう時代がすでにやってきているはずではなかろうか?

しかし、この事件は警察、メディアに対して実名報道をするか否かという非常に難しい問題を残していった。これを教訓として警察は凶悪犯については被疑者が特定された段階で年齢に関係なく実名報道を行い、メディアもその情報に基づいて適切な報道を行うことを期待する。

そして何より被害者およびその遺族の方々にご冥福をお祈りいたします。

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